昨日は、不透明感から安全資産として米ドルに資金が流入し、米ドルは他の通貨に対して上昇する傾向があった。 昨日は、市場のタカ派的な期待に加え、中国のロックダウン政策の悪影響の可能性が、世界レベルでの経済減速の可能性を懸念させる傾向があった。 米国市場では、イーロンマスク氏が一株54.20ドルでTwitterの買収に応じ、事実上、同氏によるソーシャルメディアプラットフォームの買収が決定したものの、株価の変動は低水準にとどまった。
TwitterのCEOであるパラグ・アグラワル氏は、同社の従業員に対し、イーロンマスク氏の意図は不明であり、同社の将来は不透明であると述べている。 今日は、株式市場の投資家が決算発表に注目し、中でもグーグル(#GOOG)とマイクロソフト(#MSFT)の発表に注目することが予想される。 決算発表が投資家を刺激すれば、市場心理が改善し、米国株式市場が上昇し、FX市場や金価格にも波及するだろう。
米国では、3月の耐久財受注額、4月の消費者信頼感指数、3月の新築住宅販売件数の発表が予定されている。 原油投資家が米国の週間API原油在庫の発表に注目することが予想され、再び大幅な減少が見られた場合、米国の原油市場の状況が引き続き厳しいことを意味するため、原油価格がいくらか上昇するだろう。 なお、WTI相場は昨日、中国の締め付けによる需要サイドへの懸念が強まり、100ドルを割り込んでいたが、本日のアジア時間には供給サイドへの懸念が浮上し、やや反発した。
豪ドル投資家はオーストラリアの第1四半期消費者物価指数レートの発表に注目し、レートが予想通り上昇した場合、RBAに自信を与えるとして、豪ドルがいくらか上昇するのを見ることができるだろう。 豪ドルOISによると、市場は年末までの数回の利上げを織り込んでいるようだが、RBAの優柔不断さと慎重さは今のところ残っているようだ。 これは、マックレム総裁が昨日、カナダの議員に対してインフレ抑制のために強力に行動すると述べたにもかかわらず、市場の不確実性と昨日の原油価格の下落が原因であるだろう。本日は、レーンBoC副総裁のスピーチが予定されているので注目したい。
USD/JPY 4時間チャート

Resistance: 128.70 (R1), 129.85 (R2), 131.00 (R3)
Support: 127.70 (S1), 126.75 (S2), 125.75 (S3)
AUD/USD 4時間チャート

Support: 0.7165 (S1), 0.7050 (S2), 0.6970 (S3)
Resistance: 0.7285 (R1), 0.7365 (R2), 0.7440 (R3)



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