米ドルは金曜日に対米ドル相場に対して若干の上昇で週を終えたが、水曜日のFRB金利決定発表に注目が集まる中、依然として弱気な傾向が残っているようだ。
今週は影響力の大きい金融関連の発表や金融政策のイベントが目白押しで忙しい週になると予想されるが、決算シーズンが本格化する中、米国株式市場は引き続き市場の注目のかなりの部分を占めるかもしれない。今週は、マイクロソフト(#MSFT)、イーベイ(#EBAY)、メタプラットフォームズ(#META)、アルファベット(#GOOG)、インテルコーポレーション(#INTC)、アマゾン(#AMZ)などの決算発表があるため、ハイテク大企業に注目が集まるだろう。
本日の為替市場では、フランス、ドイツ、ユーロ圏全体の7月PMI速報値に注目したい。製造業、特にドイツの経済活動が再び縮小を示すような結果となれば、ユーロ圏の経済見通しに対する懸念が強まり、
通貨安につながるだろう。英国については、サービス業PMI速報値の発表に注目したい。サービス業は英国のGDPの大部分を占めるからだ。
その他の注目材料
明日のアジア市場では、日本の6月のチェーンストア売上高伸び率の発表に注目。
今週の指数発表:
火曜日は、ドイツの7月IFO企業景況感指数、英国の7月CBI鉱工業受注動向、そして米国の7月消費者信頼感指数の発表がある。水曜日にはオーストラリアの第2四半期消費者物価指数が発表され、FRBの金利決定が注目される。木曜日は、ドイツの8月Gfk消費者景況感、英国の7月CBI流通関連取引、そして米国は第2四半期GDP速報値の発表と6月耐久財受注、そして週間新規失業保険申請件数の発表、そして金融面ではECBの金利決定に注目する。金曜日は、日本の7月東京消費者物価指数速報値からスタートするが、日本円投資家は日銀の金利決定に注目すると予想される。また、オーストラリアの6月小売売上高(確定値)、フランスの第2四半期GDP速報値、フランスとドイツの7月消費者物価指数速報値、スイスの7月KOF指標、カナダの5月GDP速報値、そして米国からは6月消費税率とコアPCE価格指数、ミシガン大学7月消費者心理(確定値)の発表に注目する。
GBP/USD 4時間チャート

Support: 1.2845 (S1), 1.2660 (S2), 1.2465 (S3)
Resistance: 1.3070 (R1), 1.3295 (R2), 1.3440 (R3)
EUR/USD 4時間チャート

Support: 1.1020 (S1), 1.0885 (S2), 1.0780 (S3)
Resistance: 1.1175 (R1), 1.1270 (R2), 1.1370 (R3)



この記事に関する一般的な質問やコメントがある場合は、次のリサーチチームに直接メールを送信してください。research_team@ironfx.com
免責事項:
本情報は、投資助言や投資推奨ではなく、マーケティングの一環として提供されています。IronFXは、ここで参照またはリンクされている第三者によって提供されたいかなるデータまたは情報に対しても責任を負いません。