GDP成長率の上昇で米ドルが上昇

昨日発表された第1四半期のGDP確定値が、年率換算で前期比+2.0％と市場予想を上回る加速を見せたことから、米ドルは対米ドルで上昇した。この発表も米国経済が堅調であることを示すものであり、米国経済が景気下落を回避できる、あるいは浅いものにとどまるという見方を支持する傾向にある。

大西洋の反対側では、ドイツの6月消費者物価指数速報値が加速した。この発表はドイツのタカ派的な側面を強め、ブンデスバンクにさらなる利上げを促し、ECB内の溝を深めるだろう。当面は、ユーロ圏全体の消費者物価指数が発表され、ECBが9月会合に向けてタカ派的な姿勢を緩和するだろうため、減速の可能性がユーロ安をもたらすだろう。ユーロ圏の北側では、リクスバンクが予想通り25bpの利上げを決定した。私たちは、強いインフレがクローネを上昇させることから、前回の付随声明で言及されたように、リクスバンクのタカ派的な姿勢を認識しているが、一方で、クローネ救済のための市場介入の可能性に対する懸念も維持している。

さらに、鈴木財務相をはじめとする日本政府高官から繰り返し警告が出されているように、ここ数日大幅に円安が進行しているために日本が市場介入を行う可能性についても懸念を維持している。 of June, remains intact. Please note that the RSI indicator remains above the reading of 50, yet is slightly dropping and should it drop even further we may see the bullish sentiment of the market easing. Should the pair find fresh buying orders along its path we may see USD/JPY breaking the 145.10 (R1) resistance line and aim for the 146.80 (R2) resistance hurdle. Should the bears take over, we may see USD/JPY, dropping, breaking initially the prementioned upward trendline, in a first signal that the upward movement was interrupted, break the 142.75 (S2) support level and aim for the 140.80 (S2) support level. To the south our worries for the recovery of the Chinese economy as despite the slight improvement of the NBS manufacturing PMI reading for June the figure remained below 50 implying another contraction of economic activity for the giant Chinese manufacturing sector in the past month.

その他の注目材料

本日の欧州時間では、英国から第1四半期GDPと6月の全国住宅価格上昇率、スイスから同月のKOF指標が発表される。米国時間には、米国から5月の消費税率とコアPCE価格指数、6月のミシガン大学消費者心理指数（確定値）、カナダから4月のGDPが発表される。月曜のアジア市場では、オーストラリアと日本の6月製造業PMI確定値、日本の第2四半期短観、オーストラリアの5月建築承認件数、中国の6月Caixin製造業PMIが発表される。